MICかながわに医療通訳として登録されることが決まると、通訳者の方には予定を出していただきます。それに応じてコーディネーターブースから医療機関への派遣依頼が電話で入ります。病院からの依頼と通訳者をつなぐのが、コーディネーター(10数名)です。依頼内容の難易度と通訳者の実力・経験をはかりながらマッチングし、新人通訳が段階的に成長していけるようサポートします。最近は、一日で処理する件数が多くコーディネーターブースは、いつも戦場のようです。コーディネーター自身も登録通訳者が中心なので、病院からの情報聞き取りも何が必要か自分が行くときに照らし合わせて行うことができるのが強みです。

 

 

継続的学習を支えるため、年に3回の全体研修の他、言語別学習会や病理学勉強会なども活発に開かれています。その他にも手芸部やバザー実行委員会などもあり親睦を深め合う機会も多いです。

切磋琢磨しながら悩みや問題を共有し合える通訳者同士のつながり、また事務局・コーディネーターと協定病院ソーシャルワーカーの定期的合同研修を通じた連携強化など、関係者の緊密なつながりの上にMICの活動は成り立っています。