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I wanna be a・・・

先日家族が入院したため、数日付き添うことになりました。食事は病院内のお店で食べたのですが、驚くほど人間味のないものでした。工場ですべて機械の手で作られ、冷凍され、それが解凍されたと感じました。美味しくないわけではなく、不味いわけでもなかったのですが、暖かみのないうどんをわたしはただ咀嚼しました。家族が病気でこころもとないという状況が、料理の味気無さを増幅させていることは間違いないことです。他方、お店の方達はとても親切で、一般のお店に比べても高齢の客などにとても心を配っていたため、皆さんゆったりと食事の時間を過ごしていらっしゃいました。

 

 

このことは通常は電話や機械越しに通訳を行っている私には、大きな戒めとなりました。道具は使う人次第です。緊急の場合、通訳者の少ない言語の場合、低予算を希望する場合は有用であると思います(もちろん通訳がそばにいてよりそいながら医療が進んでいくのが一番よいことでしょうが。)その際、マニュアル通りのこころのこもらない対応を機械越しにするのではなく、対人支援を行っているということを改めて肝に銘じようと思います。(N.I